わたしなんか生きている価値がない

【わたしなんか生きている価値がない】

思春期や大人になってからも

こういう言葉が

心の中で止めたくても止まらない時が

何度も、何度もありました。

大切な人を守れなかった時。

大切な人を幸せに出来なかった時。

誰かを深く傷つけてしまった時。

失恋するたびに。

女子の輪の中に入れない度に。

家の中で大喧嘩が終わった後に。

仕事で失敗するたびに。

自分から離れていく人がいるたびに。

苦しみ、悲しみ、自分の闇の中で悶えていた。

息をするのも忘れるぐらい、泣いた。

ー・ー

周囲の環境から受ける影響や言葉によって

自分の価値を決めていた。

周りの人は具体的な言葉や行動をしていなくても

勝手に自分の中でそう考えるしかない

思考パターンをもった自分から脱却したかった。

でも、どうやったら変われるか

変わり方が分からなくて

【わたしなんか生きている価値がない】

それが口癖であり

死を考えることが唯一の救いだった。

わたしを取り巻く環境は

何でこんなにわたしを苦しめているのか。

得体の知らない何かに

怯え、恐れ、生きることに絶望したこと。

何度もあります。

そこが嫌で嫌でたまらなかったから

学び、そこから脱却するって本気で決めて

心理学と性と愛、生きることに興味を持ち

2年かけて学びました。

学んだ後も

葛藤、矛盾、苦しみ、空回りだらけ。

実際に行動して肉体で感情を感じる体験をしながら、今のわたしにやっとたどり着いた。

そしてまだ色んなものを抱えながらも

自分の世界観を信じて生きている途中です。

だから、

【わたしなんか生きている価値ない】

って言いたくなる人の気持ちがわかる。

だから、

【世界は捨てたもんじゃない】

って伝えたい、今のわたしがいる。